⭐️胃薬や抗生物質の乱用がアレルギー疾患の増加に関連しているという報告がされるようになりました。
⭐️特に、生後6か月までにH2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤といった胃酸を抑える薬の使用が、後のアレルギー疾患のリスクを高める可能性があることがわかってきています。(JAMA Pediatr. 2018 Apr 2:e180315)。
⭐️これらの薬が体内の共生微生物に与える影響がアレルギーの一因となっていることも考えられます。共生微生物のバランスが崩れると、免疫システムに影響を及ぼし、アレルギーの発症リスクが高まるということのようです。
⭐️また、妊娠前の母親がこれらの薬を服用することが子供のアレルギーリスクに影響を与える可能性もあるとのことです。
💡胃薬や抗生物質の使用には慎重になる必要があるかもしれません。
アレルギー疾患を持つ方は、これまでに胃薬や抗生物質を使用した経験があるかどうかをこの機会に調べてみるのもいいかもしれませんね。
そして、安易に胃薬や抗生物質を使うことを少し考えてみることも必要かもしれません。
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